看護活動の場

看護部組織活動

 会議・委員会

 


 リンクナース

 

感染リンクナース
 感染リンクナースは、各看護単位に1名ずつおり、感染対策実践者として感染管理室と連携を図り、感染防止対策実践の中心的役割を担っています。
 毎月1回の会議では、グループワークやレクチャーを通して、知識の向上を図っています。そして、ここで身に着けた知識を、自部署における感染対策上の問題解決に向けた活動に活かしています。

リスクマネジャーアシスタント ~RMA~
 リスクマネジャーアシスタント(RMA)は各部署の医療安全管理者と協力しインシデントの再発防止に努め、
現場における実働部隊として医療安全対策の周知徹底を図る役割を担っています。
 各部署の代表者1名が月に1回会議に参加しています。 警鐘事例報告やプロジェクトチーム活動を行い実践可能な
安全対策を検討しています。

ITリンクナース
 毎月1回連絡会を開催し、病院情報システムの活用や、ITスキル向上のための意見交換を行い、
その課題に対するグループ活動やレクチャーを行っています
緩和ケアリンクナース
 院内における緩和ケアの提供体制を整備し緩和ケアの質向上を図ることを目的とし、
がん治療センター緩和ケア部門に緩和ケアリンクナースが設置されています。
 がんと診断されたときから緩和ケアの提供ができるように、緩和ケアチームとの連携や病棟・外来での
患者の苦痛のスクリーニングを行っています。

2ヶ月に1回の会議で、ミニレクチャーや事例検討を通して、緩和ケアの質向上に努めています。

退院支援リンクナース
 各看護単位より1名ずつ退院支援リンクナースを選出し、年に数回会議を行っています。
この会議は、在宅療養移行支援機能の強化を図るとともに、患者・家族に寄り添った看護の充実を目指し、
適切かつ効率的な退院支援・退院調整を推進することを目的に活動しています。

接遇リンクナース
 当院の接遇向上を目的として、各看護単位に1名ずつ接遇リンクナースを配置しています。
定期的に接遇リンクナース会議や接遇チェックのための病棟ラウンドなどを行い、当院の接遇の向上に努めています。


 

 課題活動ワーキンググループ

エイズワーキンググループ 緩和ケアナース会 AYAワーキンググループ
病棟や外来、HIV/AIDS診療に関わるメンバーで活動しています。
中国・四国ブロック拠点病院のスタッフとして最新情報の発信や院内外のHIV/AIDSの研修も企画しています。
がん看護専門看護師を中心に広島大学病院の看護の質向上を目指して活動しています。
「どう対応したらよいかわからない」「この対応でよかったのか」と現場で悩む困難事例について様々な視点から議論しています。
思春期、若年成人がん患者さんが抱える就職、進学、結婚、妊孕性などライフイベントに応じた支援を検討しています
出前シミュレーション びーんずナース がん化学療法看護の会
院内の救命救急インストラクターが集合し、依頼のあった看護単位で一時救命処置のシミュレーションを行っています。院内の救命救急処置の向上をめざして活動しています。 腎臓内科病棟に所属する看護師を中心に慢性腎臓病の理解や腹膜透析、血液透析、腎移植などの知識の普及などの活動を行っています。 がん化学療法認定看護師を中心に、当院のがん化学療法の看護の質向上を目指して活動しています。

 


病院におけるチーム活動

目標イメージ

 

 感染制御チーム(ICT)

 ICTは、医療関連感染の発生を予防し、患者さまへ安心・安全な医療を提供できることを目指しています。感染症の発生状況のモニタリングや院内巡視などにより、感染対策の見直しを行うとともに、感染症発生時には速やかな対応が行える体制を整えています。また、院内感染対策マニュアルの整備や、職員への指導・研修を通して、感染対策への意識向上を図っています。
 さらに、各部署の感染対策リンクナース及び感染対策実践者と連携を取りながら、院内全体で感染対策の向上に取り組んでいます。




 褥瘡対策チーム

 褥瘡対策チームは、医師、看護師で構成されています。入院患者さんに対して担当医師または担当看護師が作成した褥瘡対策に関する診療計画書について、計画の追加等の要否確認をしたり、見直しを行ったものを評価したりしています。
 褥瘡がある患者さんや、ハイリスクの患者さんに適切なケアが提供できるよう日々、活動しています。

 

 



 栄養サポートチーム

 医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、歯科衛生士、言語聴覚士などの各専門スタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い最良の方法で栄養サポートしています。

 

 

 



 緩和ケアチーム

 緩和ケアチームは、医師、看護師、薬剤師等のスタッフで構成され、病棟や外来で活動しています。
 主治医や看護師等院内のスタッフと連携し、患者さん、ご家族に対して病気や治療による痛みや不安等が緩和できるようにサポートしています.

 

 

 

 



 呼吸サポートチーム(RST)

 RSTでは、医師、看護師、理学療法士、臨床工学技師などが専門的知識を持って、院内における呼吸療法が安全で効果的に行われるように活動しています。
 一般病棟の人工呼吸器患者のラウンドを週1回行ったり、呼吸管理に関する研修会を開催したりしています。

 

 


 術後疼痛管理チーム

 術後疼痛管理チームは、疼痛を最小限に抑えることにより術後機能回復の促進と合併症の予防を支援します。
 麻酔科医・薬剤師・臨床工学技士・手術室看護師がそれぞれの専門性を活かしたチームとして協働し、手術を受ける患者さんの疼痛管理をサポートしています。

 

 

 

 


 災害医療派遣チーム

 当院は広島県災害拠点病院に指定されています。高度救命救急センターのスタッフを中心に多職種からなる17名のDMAT隊員が在籍しています。
 2011年3月の東日本大震災、2015年8月の広島市大雨土砂災害、2018年7月の西日本豪雨災害において、現地へのDMATの派遣、拠点病院として重症患者の受け入れを行ってきました。


 連携口腔ケアサポートチーム

 連携口腔ケアサポートチームは、医師、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、看護師、薬剤師、言語聴覚士等のスタッフで構成され、口の管理を通して疾患治療中の感染を予防するため、医科・歯科が連携し、全身疾患治療の内容に応じた口の管理を行っています。