広島大学病院で働く現役ナースにインタビューをしました。
看護師として現場で働くってどんな感じだろうと思われている方の参考になればと思います。
新人看護師から
患者さんの姿に喜びとやりがいを感じながらも向上心は忘れずに
広島大学病院へ今年度4月に入職し、希望していた小児病棟へ配属されました。小児病棟は、小児科や小児外科の他、脳神経外科、整形外科、眼科、皮膚科など様々な診療科の患者さんを受け入れています。
学生時代から小児看護に携わりたいと考えていた私でしたが、実際に入職してみると、小児の発達段階に応じたコミュニケーションの難しさや成人とは全く異なる看護プロセスに戸惑うことも多くありました。しかし、プリセプターをはじめとした病棟の諸先輩方が、新人教育プログラムに沿って、未経験のケアへの参加、病棟独自の新人教育プログラムやファイルの作成、病棟での勉強会など手厚く教育してくださったおかげで、できることが日に日に増えていきました。この病棟を希望して本当によかったと改めて感じています。
小児病棟では小児がんや難治性てんかんなど入院期間が長期に及ぶ患者さんも多く、疾患や治療に関する経過だけでなく、患者さんの成長・発達を身近で感じられる素敵な病棟です。毎日子供やご家族の笑顔に癒され、看護師として必要として頂けることに喜びとやりがいを感じています。これからも患者さんやそのご家族に寄り添いながら、入院生活がより充実したものとなるよう、向上心をもって業務に取り組みたいと思います。
先輩看護師から
日々刺激を受けて学ぶことばかりです
広島大学病院で働き始め4年目になります。今年度はプリセプターという役割をいただき、新人看護師の指導に当たっています。新人看護師の成長を間近で感じ、私自身刺激を受けながら日々業務を行っています。また、初めての経験で分からない点もありますが、エルダーやその他の病棟スタッフのフォローを受けて充実した毎日を送っています。
ママさん看護師から
働き続けられる環境に感謝!
現在2歳の子どもを育てながら病棟で勤務しています。育児部分休業を利用しながら月に2回深夜勤務も行っています。仕事と育児の両立は大変なことも多いですが、同僚の皆さんや、家族、沢山の方々に力添えを頂きながら頑張っています。
SICUはたくさんの診療科の患者さんが入室するため毎日が勉強です。これからも看護師としてのスキルアップのために自己研鑽をしていくと共に、元気いっぱいな子どもの育児との両立を頑張っていきたいと思います。
男性看護師から
看護師長としてのやりがいを実感できる環境
広島大学病院で働き始めて23年になり、看護師長として病棟で勤務しています。質の高い看護が提供できるように、日々スタッフと話し合い、看護部長や副看護部長からの支援を受けながら、管理業務にあたっています。しんどいこともありますが、その分やりがいも大きく、充実した毎日を過ごしています。やはり患者さんが元気になっていく姿をスタッフや医師と喜び、そして患者さんやご家族と喜ぶことができるのはこの仕事の醍醐味だと思います。
男性看護師は私が就職したときはわずか10名でしたが、今では約100名います。定期的に懇親会を行い、情報共有を行っています。支え合い切磋琢磨できる先輩・後輩とともにこれからも成長していければと思っています。